さつま揚げがおいしい(^^)

旅の記録 中国編

バックパック一人旅6か国目、中国に行ってきました。

 

中国何千年の歴史というキャッチコピーに代表される遺跡の数々、広大な土地と世界一の人口を抱える中国という国の全容をたったの10日間で知ることは当然できず、むしろ分からなくなったというのが本音です。

 

前情報通り一般市民レベルでは英語は全く通じず、翻訳アプリに頼りっぱなしでした。英語の通じる国では気づかなかったのですが、Google翻訳アプリの進化は凄まじく、スマホに向かって話しかければ翻訳して自動音声で読み上げてくれるので、スマホ2台で違和感なく会話ができます。これは翻訳こんにゃくできてますね。

 

行程は上海→張家界→長沙→成都→上海

です。各都市間の長距離鉄道での移動は、中国という国の広大さ、中国人のタフさなど、身をもって実感できました。

 

反日感情で危ないという声も耳にしましたがそんなのはごく一部で、少し言葉の壁を越えれば基本とてもフレンドリーでした。中国語が聞き取れないと伝えてもお構いなしに話しかけてくる性格はいかにも中国人らしく、見習うべきところもあるのかもしれません。

 

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羽田空港国際線ターミナルは各フロアごとに様々なおしゃれなお店があり、このためだけに足を運んでも十分楽しめます。隠れスポットですね。

 

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上海につきました。この位置から見る飛行機はやっぱりたまらないです。格安航空券を使うとこのように下を歩ける(歩かされる)ことが多い気がします。

 

 

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変なこだわりですが、海外についたらまず初めにコーラを買うようにしています。こうすることでその国の物価の感覚をつかむことができるのです。

 

 

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深夜なのに車通りは結構ありました。後ろから音もなくバイクが通り過ぎていき、思考が追いつきませんでしたが、調べると上海では電動バイクのシェアが9割を超えているそうです。進んでます。

 

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香港simで規制を乗り越えGoogleマップを使っていたのですが、場所と位置が300mほどずれていることに気付かず、宿舎に着いたのは深夜2時過ぎでした。郷に入ってはなんとやら、現地の有名アプリ「百度地図」を使うことにしました。

 

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一部屋貸切400円。物価の違いとは恐ろしいです。たまたまお客さんがいなかっただけかもしれません。

 

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街歩きも楽しみの一つです。看板の文字だけから何の店か当てる遊びで一日つぶせます。

この場所に住んでいるひともたくさんいて、観光の街になっていないところがポイント高めでした。

 

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青年酒店と書いてあります。酒店とはホテルを表すようで、訳すと確かにユースホステルです。設備がきれいでおすすめです。

 

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大衆食堂には必ずこういった赤いメニュー板が掲げられています。1元=17円から分かるようにかなりのお手頃価格なので食費には困りません。

ちなみに右下のQRコードからオンライン決済ができます。進んでます。

 

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たくさんの人が住むための知恵なのでしょうか、物干しの向きが日本と90度違います。晴れの日のマンションは洗濯物のアートになるそうです。

 

 

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竹でできた屋根のアーケードです。見た目すごくキレですが雨防げなさそう...

 

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中潭路駅近くの曲線が美しいビル群です。

左側ほとんどは高級マンションで中に入れるのは住居者のみです。柵越しに見た感じ写真左側の壁の向こう側にも広い空間が広がっていました。

 

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これを撮らずして帰国できない。定番ですね。

かわいくは...ない..

 

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上海の観光スポット外灘にある新世界というデパートです。建物の大部分が吹き抜けというなんとも大胆な構造で圧倒的でした。

 

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“上海”で画像検索をすると上位はこの景色で埋まります。外灘から望む向こう岸のビル群は確かに色鮮やかで、きれいです。

 

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岸の反対側にはライトアップされた建物が目立ちます。

 

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宿のラウンジは至れり尽くせりでした。

 

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麦当労(マクドナルド)のクランベリーパイ

100円マックのアップルパイそろそろ飽きてきたのでぜひ日本でも発売してほしいです。

 

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寿司が一個一個梱包されてました。生もの梱包して食べれるほど保存きかないでしょ、と突っ込みつつ鉄道の中心駅に向かいます。

 

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shanghai south railway station

各都市への列車の要所です。ここからなら中国全土どこへでも行けます。向かう先は世界遺産の街、武陵源・張家界地区。22時間の列車旅スタートです。

 

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だいたいこっからここまで。およそ1400kmあります。

 

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張家界に到着しました。上海とは全然雰囲気が違います。街並みにゆとりがありますね。

 

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確かに観光メインでこの町は成り立っているのかもしれないですが、その観光客のほとんども中国人なので、東南アジアの観光地のように元の街並みが見えなくなるようなことはないみたいです。

 

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街中からロープウェイが出ています。時間にして40分弱かかります。さすが規模が違う。

 

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なんだこの道は、絶対酔いそう。

この時はまだこの道を使って山を下るなんて想像もしていなかった。

 

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山の上には不思議なものが。

 

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中は壁の動く迷路になってます。セドリックが死にそう。

 

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だんだん霧が深くなってきました。先の見えない吊り橋って結構怖いです。

 

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標高1400mの断崖絶壁に足場があります。押すなよ!絶対押すなよ!じゃありません。

 

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山の上の各スポットを最短経路で結ぶ橋です。ほんとによく作ったよこんなの。

 

 

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天門山

この旅一番の目的地です。1000段の階段の上の岩壁にぽっかりと穴が空いています。

スケールの大きさ、自然の神秘、何をとっても僕の中での一番の場所でした。生きてるうちに来れてよかった(22歳・男性)

 

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今晩のお宿は武陵源地区のゲストハウスです。

観光地で競争も激しく、安くていい宿がたくさんありました。

 

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武陵源地区2日目は中国のグランドキャニオンと呼ばれる武陵源天子山自然保護区を巡りました。

天候にも恵まれ、絶好のコンディションだったのですが,,,

 

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いかんせんここは中国、観光地一つとっても広いのなんの。道を間違えひたすら何もない山道を3時間歩きました。

途中で「先に進みたければ俺を倒してから行け」といわんばかりのサルに遭遇しました。

 

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張家界地区からは長距離列車に乗りづらいので、高速バスで大都市長沙へ。サービスエリアは両側をつなぐ連絡路がありました。これ、日本では見ないけどすごくアリだと思います。

 

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長距離列車2本目。今度は2等寝台にチャレンジしました。人との距離感が近くて楽しかったです。

青島ビールはなんか薄くて苦手でした。

 

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四川省成都につきました

肥沃な大地から「天府の国」とも呼ばれ、文化が非常に発達してます。

 

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この地区、どこに行っても串焼きがあります。

めちゃんこ辛いタレをかけられるので初めはこれだけの量でもきついです。

 

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ここ四川省成都は麻婆豆腐発祥の地でもあります。

しかしこっちの味付けは基本的に山椒の実をふんだんに使った痺れる料理です。辛いのが得意でも痺れは慣れないとキツイと思われます。

 

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四川省にはジャイアントパンダ保護区という場所があり、保護区から抜け出して街の至る所にパンダがいます。

 

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最近できたらしい本屋「方所」に行きました。世界で最も美しい書店14選に選ばれたデザイン性抜群の本屋です。建築関係の本がとても多かったです。

 

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東南アジアでも見かけたこういう光景。和みます。

 

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水煮肉片という料理です。やはり山椒がききすぎていて食べきれませんでした。

 

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成都三国志で有名な諸葛亮が祀られた場所があります。お土産屋もたくさんありました。

 

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新時代の幕開け

 

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土産市場の一角。広すぎて迷います。

 

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偽ドラコレクション暫定1位

 

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中国のわたあめは一味違います。色を使い分け4層の花を作ってくれました。恐るべし中国の職人

 

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この日は日本でも夕焼けがきれいだったそうで。

 

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上海でもお土産市場へ。旅の終盤。

 

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スタバです。

 

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夜はまた写真映えする街並み。

この夜無事帰国しました。